ネックレスのメンテナンスと修理・リフォーム(リメイク)・パールのネックレスについてのQ&A ~大切なジュエリーのSDGsとサスティナビリティ~
ネックレスに関するお悩みはジュエリー専門店の当店にご相談ください
「ネックレスのチェーンが切れてしまった…」
「ネックレスが汚れでくすんでしまった…」
「使わないジュエリー(古いリングや片方失くしてしまったピアス等)をネックレスにしたい」
または逆に「使わなくなってしまったネックレスを別のジュエリーに作り変えたい」
といった、ネックレスにまつわるお悩みやご相談は、当店でもとても多いです。
このコラムではお客様からいただくネックレスに関する様々なお悩み事への対策や、よくあるご質問への回答をまとめています。
ご相談・お見積りは無料ですので、当店までお気軽にお問い合わせください。
より具体的なお見積りやご案内が必要な場合は、是非一度ご来店ください。
担当者が不在の場合、その場でのご提案やお見積りが出来ない場合がございます。リフォームのご相談はご来店予約をお願い致します。
ネックレスの修理に関するQ&A
細工・修理など料金表
Q1. ネックレスのチェーンが切れてしまいました。修理出来ますか?また料金はどれくらいかかりますか?
A. はい、修理出来ます。基本的にはプラチナ、金、シルバーのチェーンでしたら修理が可能です。
素材やデザインによっては修理が出来ない場合がございますので、ご了承ください。店頭で拝見・確認させていただければと思います。
料金は¥2,200~となっておりますが、チェーンのデザインや損傷の状態により異なります。
チェーンが切れてしまった際にパーツ(丸カンや留め具等)も一緒に取れて紛失してしまっている場合はパーツ代が別途必要となります。
「チェーンが切れてしまった」というご相談の中で、実は「切れてしまった」というよりも、
無理な力が加わった際に留め具の部分の丸カンの口が開いてしまっただけの場合が多々あります。
その場合、工具でただ丸カンの口をふさげば済むことなのですが、
「そのようなことが度々起こり困る」という場合には熱を入れる作業をして(ロー付け)口が開かないようにすることが可能です。
ただ、2つの留め具にそれぞれ丸カンがありますが、出来れば1箇所は力が逃げる部分を残してておくことも重要です。
留め具の丸カンの口を全てふさいでしまうと、無理な力が加わった際にチェーンの途中から派手に切れたり、首が絞めつけられて傷付く恐れがあるからです。
チェーンの途中部分を修理すると、その部分にしこりが残ってしなやかさが損なわれたり、
2連のスクリュー等デザイン性のあるチェーンですと、修理するのに費用も時間も費やすことになります。
ネックレスの修理は、店頭でスタッフが損傷の状態を確認させていただき、適切な修理方法を説明いたします。
ご不明な点等ございましたら、お気軽のお声がけください。
Q. チェーンが絡まってしまいました。直してもらえますか?
A. はい、可能です。
複雑に絡まってしまった場合、無理に解こうとするとチェーンに無理な力が加わり切れてしまうことがありますので、店頭にお持ちください。
基本的には数日お預かり致しますが、少々お時間をいただければ、その場で解いてお渡しできる場合もあります。
Q. 他ブランド、他店のネックレスですが修理出来ますか?
A. はい、修理できます。他ブランド・他店様でご購入のものでも承ります。
海外ブランドに多いのですが、「直営店やブランド取扱い店以外で修理したものは、今後そのジュエリーに関してブランドの商品としての価値を認めない」としているブランドもございますので、修理後もブランドの正規保証を受けたい場合などは注意が必要です。
Q. 切れたネックレスの即日修理は可能ですか?
A. はい、可能な場合もございます。
基本的に修理は2週間程お時間をいただいておりますが、お急ぎの場合はご相談ください。
修理の程度によっては即日修理が出来ないこともございます。また担当者が不在の場合も即日のお渡しは出来兼ねますのでご了承ください。
Q. 切れたチェーンを修理したけれど、また違う場所が切れてしまいました。不良品でしょうか?
A. 金属は永久不変ではありません。使用年数を重ねることで摩耗します。チェーンが何度も切れてしまう場合、付加がかかりやすい部分が摩耗により弱くなっている可能性が考えられます。
着脱の際など、ちょっとした弾みで何かに引っ掛かってて瞬間的に無理な力が加わってしまった時、弱くなっている部分に力が逃げて、その部分が切れてしまいます。
また昨今は、スキンジュエリーを呼ばれるような繊細でシンプルなデザインのネックレスが人気で、チェーンも細いものが多いです。
細いチェーンは肌なじみが良いため普段使いしやすく、太いチェーンと比べると価格も抑えられますが、細いということは当然切れやすいので一長一短とも言えます。
チェーンは細ければ細いほど、取り扱いには注意が必要です。
Q. チェーンを新しく出来ますか?
A. はい、出来ます。
店頭ではプラチナ、金のチェーンのを用意しております。ご希望のデザインや長さのイメージがございましたらスタッフにお知らせください。
Q. ネックレスの長さが合わない(もっと長くしたい/もっと短くしたい)のですが調整してもらうことは出来ますか?
A. はい、出来ます。
チェーンを短くしたい場合は部分的にチェーンをカットします。長くしたい場合は部分的に新しいチェーンを足すか、専用パーツを足します。
またはチェーンそのものを、長さが調節できるタイプの新しいチェーンに買い替えてしまうほうが良い場合もあります。
Q. ネックレスについているはずの石が取れて失くなってしまいました。どうすればいいですか?
A.代わりとなる 同じような石をご用意して留め直し致します。
代わりの石をご用意にお時間を頂く場合もございます。デザインや石の種類によっては難しい場合もございますので、一度店頭にお持ちください。
Q. 留め具(クラスプ)がダメになってしまいました/使いにくいです。交換できますか?
A. はい、出来ます。
代わりの新しい留め具に交換することが出来ます。お使いの留め具が使いにくい・お好みでないという場合は、別のタイプの留め具に交換することも出来ます。
ネックレスの留め具の使い勝手はとても大切です。使い勝手が悪いと着脱がストレスになり、どんなに価値のあるお気に入りのネックレスであっても結局着けなくなってしまいます。
「留め具が小さくての着脱がしにくい…」「ネイルをしているので留め具が使いづらい」といった様々なお困り事はご相談ください。
Q. ネックレスをクリーニングしてもらえますか?
A. はい、出来ます。
クリーニングは店頭で無料ですぐにできます(超音波洗浄等)。お近くにいらした際はどうぞお立ち寄りください。
アンティークジュエリーや石の破損が考えられるものについては、クリーニングを控えた方がよいものもございます。
店頭にてご相談ください。
Q. ネックレスの磨き直しをしてもらえますか?
A. はい、ペンダントトップの磨き直しが可能です。
軽微なものであれば新品仕上げ(¥3,300~)が可能ですが、傷の深さや程度によって傷が取り切れない場合もございます。ご了承ください。
またデザインや素材によって(ステンレス等)は磨き直しが出来ない場合もございます。
Q. パールのネックレスの糸替え、留め具の交換は出来ますか?
A. はい、出来ます。
下記のパールネックレスの糸替え・留め具の交換に関するQ&Aをご参照ください。
ネックレスのリフォームに関するQ&A
Q. ネックレスを指輪やピアス等、他のジュエリーに作り替えたいです。
A. 既存のジュエリーを他のデザインに作り替えることをリフォーム、またはリメイクやリモデルと呼んでいます。
リフォームのご希望は千差万別です。まずはご来店予約の上、ご相談ください。
ご希望のリフォームが可能かどうか、可能であればどのような新しいジュエリーに作り替えるのか、お客様のご希望を伺いながら、リフォームのプランを一緒に検討しお見積り致します。
ご相談・お見積りは無料ですので、お気軽にどうぞお問い合わせください。
リフォームの際に石を取り外したあとの地金が下取り致しますので、その分はご精算代金からお引き致します。
地金のみのネックレスに新しく石を留めることも可能です。
担当者が不在の場合、その場でもご提案やお見積りが出来ない場合がございます。リフォームのご相談はご来店予約をお願い致します。
Q. 家族から古いデザインのネックレスを譲り受けました。どうすればいいですか?
まずは店頭にお持ちください。古いジュエリーは思っている以上に汚れが溜まっています。まずは地金や石、刻印の状態を確認します。
その後、ご自身で身に着けるのか、記念医にそのままの状態で取っておくのか、リフォームして新しいジュエリーとして活用するのか、下取りに出して手放す(金またはプラチナであればその日の相場で下取り致します)のか等、ご検討ください。
お持ちいただいたジュエリーの状態を拝見させていただき、スタッフがアドバイスさせていただきますので、ご検討の参考にしていただければ幸いです。
Q. 本物なのかイミテーションなのか分かりません。どうすればいいですか?
A. まずは店頭にお持ちください。大概のものは店頭で本物かイミテーションかその場で判別できます(無料)。
判別が難しいものについては、お預かりさせていただき専門の機関に鑑定を依頼することもできます(有料)。
Q. 使わないジュエリー(古いリングや片方失くしてしまったピアス等)をネックレスにしたいです。
既存のジュエリーを他のデザインに作り替えることをリフォーム、またはリメイクやリモデルと呼んでいます。
リフォームのご希望は千差万別です。まずはご来店予約の上、ご相談ください。
ご希望のリフォームが可能かどうか、可能であればどのような新しいジュエリーに作り替えるのか、お客様のご希望を伺いながら、リフォームのプランを一緒に検討しお見積り致します。
リフォームの際に石を取り外したあとの地金が下取り致しますので、その分はご精算代金からお引き致します。
ネックレスを新しくお作りする場合は、別途チェーン代が必要です、お手持ちのチェーンを使用することもできます。
担当者が不在の場合、その場でのご提案やお見積りが出来ない場合がございます。リフォームのご相談はご来店予約をお願い致します。
Q. ネックレスのリフォーム(ネックレス→リング)を考えていますが、価格はどれぐらいですか?
A. 価格は石の大きさやリフォームのデザインのよって異なりますので一概には「これくらい」と申し上げにくいのですが、
お客様から一番多いリフォームのご希望は、ネックレスを指輪に、または指輪をネックレスに、というパターンです。
例えば下記の画像のパターンは、ダイヤモンド1粒のネックレス(画像左)をリング(画像右【Shinano- 鶴-】)にリフォーム致しました。
新しいリング枠(¥121,000…①)に元々のネックレスから外したダイヤモンドをお留めしました。
ネックレスのチェーンはもうご不要との事で、シャトン(ダイヤモンドを留めていた台座)と一緒に下取り(¥10,900…②※2023年7/27時点相場)させていただき、
最終的にお支払いいただいた料金は¥110,100(①-②)でした。
Q. 使わないジュエリーをネックレスにリフォーム(リング→ネックレス)したいです。価格はどれくらいでしょうか?
A. 価格は石の大きさやリフォームのデザインのよって異なりますので一概には「これくらい」と申し上げにくいのですが、ネックレスへのリフォーム代は別途チェーン代が加わる場合があることを加味してください。すでにチェーンをお持ちで、それを新しいネックレスに使用できる場合は、別途のチェーン代は必要ありません。
例えば、下記の画像パターンは、使っていないダイヤモンドのリング(画像右)をネックレス(画像右:【Shinano -故郷-】)にリフォームした例です。
元々のリングからダイヤモンドを外し、新しいネックレスのトップとして留め直します。
新しい枠代(¥49,500…①)と、お客様にお選びいただいた新しいプラチナのチェーン代(¥23,100…②)から、ダイヤを外した後のリングの下取り代金(¥8,700…③)をお引きした¥63,900(①+②-③)が、最終的なお支払代金となりました。
チェーンは店頭に様々な種類・太さの物をご用意してございますので、実際に実物を見てお選びいただけます。
Q. ネックレスをリフォームしたいのですが、いっそ新しく買った方が安いでしょうか?
A. 既製品で気に入ったデザインのものがある場合は、オーダーメイドでリフォームするよりも新しく買ったほうが結局は安い…ということは多々あります。
ただ、リフォームにはその石や地金自体の価値・価格だけでは表せない、個人的な思い入れという側面が大きくあります。
ご家族から譲り受けたものであったり、特別な記念であったり、大切なジュエリーをお気に入りのデザインにリフォームして「再び愛用する」ことに意味があるのです。
「飽きたら終わり」ではなく、直したり作り替えたりしながら長く愛用することにより、そのジュエリーの価値が高まるのです。
流行りの新しいジュエリーが欲しいのか、あえてリフォームを選ぶのかは、お手持ちのジュエリーへの思い入れによるということです。
なるべくリーズナブルに仕上がるように私共も尽力致します。
例えば、下記の画像のパターンはとてもシンプルなリフォームで、とてもリーズナブルに仕上がった例です。
元々のタイヤモンドのリング(画像上)の腕の部分をカットし、角にチェーンを通す金具(バチカン)を付けました(画像下)。
仕上がりのイメージが湧きやすくデザイン画も必要なかったため、2週間でお渡し出来ました。
チェーンもお手持ちのものがあるということで、ご請求は加工代の¥10,000以下で済み、
さらにカットしたリングの腕部分の下取り分を差し引きましたところ、お釣りが出て¥2,000程ご返金致しました。
Q. 手放したいネックレスなどのジュエリーを下取りしてもらえますか?
A. はい、可能です(基本的に金・プラチナのみ)。
金、またはプラチナであれば下取りが可能です。基本的に下取りの対象となるのは地金のみです。
石が留めてある場合、石は外してご返却致します(ご不要であればこちらで処分致します)。
その他、処分に困る石や装飾は、ジュエリー万華鏡にするというのも1つの手です。
ルース(石)の買取りは基本的には行っておりませんが、鑑定書がある場合などはご相談ください。
Q. リフォームの際に地金の再利用はできますか?
A. 基本的には出来ませんが、シンプルなデザインのリングへのリフォームに限ってお受けできる場合もございます。
リフォームの際、「石を外したあとの古いリング枠を、溶かしてもう一度使いたい」というご希望をいただくことがございますが、地金の再利用は特殊な例です。
細工・加工の工程で溶かした地金がお預かりした地金と同一のものであるということの確認が誰にもできませんし、
メーカによって異なる含有金属の割合によって再加工が難しい場合があるからです。
多くのジュエリーブランド、メーカーの工場が効率と品質の安定を重視し「鋳造」という方法でジュエリーを製作しており、
工場で行われる「鋳造」ではその工程上、地金の再利用は非常に難しいのが現実です。
当店では特殊な例として、シンプルなデザインのリングへのリフォームに限って、地金の再利用を承っております(要相談・要検討)。
職人が完全な手作りで仕上げますので、元々の地金の種類やご希望の内容等によってはお受けできないこともございますので、
まずは店頭にてご相談いただければと思います。
パールネックレスの糸替え・留め具の交換に関するQ&A
Q. パールのネックレスが切れてしまいました。どうすればいいですか?
A. 糸替えが必要です。当店で¥3,300~承りますのでお持ちください。
Q. パールのネックレスの糸替えのタイミングは?
A. パールのネックレスを持ち上げてみた時に、パールの粒と粒の間から伸びた糸が見えるようでしたら糸が摩耗し伸びてしまっています。
糸替えが早急に必要でない場合も多いですが、何年もしまってあったものや、ご家族から譲り受けた古いパールの場合は注意が必要です。
「着用中に糸が切れてしまい、その場にパールの粒が散らばり、周囲の皆で必死に探して拾いました…」といったエピソードもあるほどです。
パースのネックレスの着用のご予定がある場合は、前もって糸の状態をご確認いただくことをお勧め致します。
Q. 家族からパールのネックレスを譲り受けました。どうすればいいですか?
A. 譲り受けられたものを今後ご自身でそのまま身に着けたい場合は、まずは店頭にお持ちいただき、状態を確させていただきたいです。
一番心配なのは糸の摩耗です。
古い糸が摩耗して伸びて、最終的には切れてしまいます。
それがもしご着用時に起こった場合には、パールがあちらこちらに落ちて散らばってしまいます。
同じように留め具の腐食も心配です。留め具に緑青(青錆び)が出ている場合はもうすでに留め具に強度はほどんどありません。
落下の危険がありますので着用なさらないでください。
「譲り受けたれども、もう手放したい…」という場合はご相談ください。
留め具がプラチナやホワイトゴールドの場合は、地金が下取りの対象となります。
パール自体は下取りの対象外となってしまうことがほとんどですので、できれば留め具を変更する等して、普段使いできるようにアレンジしご活用いただくことをお勧めします。
「このままではちょっと使いづらいので直して使いたい」という場合は、留め具を交換、長さの調整等を考えながら、
チェーンと併せてステーションネックレスにリフォームする等の方法もございます。
どんなに良いものでも、しまい込んでいては仕方ありません。
どんな場面で使いたいか、どのように活用していきたいか等、お気軽にご相談ください。
Q. パールのネックレスが長いです/短いです。長さを変えられますか?
A. はい、変えられます。
短くしたい場合は糸替えと同時に粒を外します(¥3,300~)。
また長さの調節が可能な留め具(クラスプ)に変えることで、ご着用時にご自身で長さを変えられます。
長くしたい場合は、オールノットという糸の結び方にする(この結び方を変えるだけで数センチ伸びます)ことをご提案致します。
真珠の粒を足すこともできますが、同じような大きさ・色味の真珠というのは案外見つからないもので、
ある程度こちらにお任せいただく形になります。
Q. パールのネックレスの留め具を新しいものに交換出来ますか?
A. はい、出来ます。
常時、店頭に様々なタイプの留め具をご用意しております。お手に取ってご覧いただき、お選びください。
冠婚葬祭用、出来る限りシンプルに、パールネックレスに馴染むもの、普段使いしやすい長さ調節が可能な留め具など、お客様のご使用イメージにあった留め具をご提案します。
パールネックレス用の留め具は、パールの粒の大きさにより付けられるものに限りがある場合がありますので、
お客様のパールネックレスに合った留め具がない場合は、お取り寄せにお時間をいただくこともございます。ご了承ください。
Q. パールのネックレスを新調したいのですが、店頭にありますか?
A. はい、ございます。
特にフォーマル用の真珠のネックレスにつきましては、お客様のご希望の長さにお仕立て致します。
既製品の長さではなく、ご自身の体格やフォーマルのお召し物に合った長さのものをご新調いただけます。
Q. イミテーションのパールには価値が全くありませんか?
A. いいえ、そんなことはありません。
ジュエリーにはその石や地金自体の価値・価格だけでは表せない、個人的な思い入れという側面が大きくあります。
実際のイミテーションの真珠の粒は、「ちょっと高級なビーズ」ぐらいの価値・価格のものです。
しかし、ご家族から譲り受けたものであったり、特別な思い入れがあるならば、それは価格に関わら価値のある大切なものです。
イミテーションだからこそ、真珠の傷や摩耗を気にせず、普段着に合わせてどんどん使える!と考えることも出来ます。
普段使いし易いような留め具に交換したり、長さを変えることで、しまい込まずにどんどん活用できます。
大切なものを「お気に入り」に変えて「再び愛用する」ことに意味があるのです。
直したり作り替えたりしながら長く愛用することにより、その人にとっての価値が一層高るでしょう!
ネックレスの日常のケアとメンテナンスについてのQ&A
Q. ネックレスを綺麗に保つためにやるべき日常のケアは何ですか?
A. プラチナ、金のネックレスはご使用後に柔らかい布で拭いてください。
そして時々、ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、古くなった歯ブラシ等柔らかい毛の物で洗ってください。
チェーンは切れやすいのでブラシは使用せず、泳がせるように振りながら洗ってください。
その後、きれいな水で洗剤を洗い流し、柔らかい布で水気をふき取ります。
※真珠のネックレスは、糸が水を含むと良くありませんので水洗いはしません。
ご使用後に柔らかい布で拭くだけで十分です。
店頭でのジュエリーの無料クリーニングを承っております。
ジュエリーの汚れが気になる時、何だか昔よりジュエリーの輝きが損なわれた感じがする時、
古いジュエリーを譲り受けた時など、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
松本市中央2-1-9ジュエリーサロン鶴 Google map
Q. 温泉に入るときはどうすればいいですか?
A. 基本的にプラチナ・金のジュエリーであれば問題ありません。
石が付いている場合、パールや珊瑚など、カルシウムやタンパク質で出来ている動物性のものは酸やアルカリに弱いので、温泉に入る際は外してください。
また、シルバーは硫黄と反応(酸化)して黒く変色してしまいますので注意が必要です。
変色してしまっても酸化を還元できる専用の薬液がございますので、店頭へお持ちください。
Q. チェーンが絡まってほどけなくなってしまいました。どうすればいいですか?
A. 店頭へお持ちください。
複雑に絡まってしまった場合、無理に解こうとするとチェーンに無理な力が加わり切れてしまうことがありますので、店頭にお持ちください。
基本的には数日お預かり致しますが、少々お時間をいただければ、その場で解いてお渡しできる場合もあります。
Q. ネックレスをつけっぱなしにしていても良いですか?
A. 難しい質問です…。
ネックレスをつけっぱなしにすることはできます。でもお勧めはできません。
金属は永久不変ではありません。使い込んでいれば摩耗していきます。
チェーンの場合、力が加わりやすい部分や摩擦が大きい部分は、摩耗により部分的にチェーンの強度が弱まっていることがあります。
普段は大丈夫でも、不意に何かに引っ掛かった場合(タオルのパイルやネイルストーン等にも引っ掛かる時は引っ掛かります)に、強度が弱くなっている部分に力が逃げて、そこが切れてしまう恐れがあります。
付いているトップやチャームが、チェーンが切れた際に紛失してしまう可能性もあります。切れたチェーンは修理出来ますが、紛失したトップは見つからなければ買い直すしかありません。
お気に入りのネックレスを文字通り肌身離さずつけていると気分も上がりますし、
思い入れのあるネックレスであればあるほど、ずっと着けていたい・外したくないと感じます。
大切なネックレスをつけっぱなしにすることは、肌身離さず愛用することであると同時に、ネックレスの寿命を縮めることでもあり諸刃の剣なのです。
でもネックレスを大切に思う余り、しまい込んでしまっては意味がありません。
ジュエリーは「つけてなんぼ」ですから、使用頻度は高いに越したことはありません。
したがって、あえてこの質問にお応えするならば、
「日中は毎日どんどんご着用ください。ただし、つい雑に扱ってしまわないように、夜お風呂に入る前には外しましょう。」
といったところでしょうか…^^;
Q. 定期的に店頭でクリーニングしてもらえますか?
A. はい、出来ます。
当店でご購入の商品はもちろん、他店様でご購入の商品も承っております。
店頭での超音波洗浄は2~3分で済みますので(無料)お気軽にお立ち寄りください。
石によってはクリーニングを避けた方が良いものもございますので、ご不安がある場合はスタッフにお尋ねください。
ネックレスに関するお悩みはジュエリー専門店の当店にご相談ください
ブライダル専門店ではなく、買い取り専門店でもない、
「ジュエリー専門店」だからこそご提案できることがございます。
ご相談・お見積りは無料ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
より具体的なお見積りやご案内が必要な場合は、是非一度ご来店ください。
担当者が不在の場合、その場でのご提案やお見積りが出来ない場合がございます。リフォームのご相談はご来店予約をお願い致します。
ジュエリーのSDGs
サーキュラーエコノミー
貴金属やジュエリーのSDGsやサスティナブル(持続可能性)について考える時、
買い手側の責任と、売り手側の責任と、それぞれに考える必要があります。
売り手側の責任とは、貴金属やジュエリーの原材料の調達や制作過程における労働者の権利や環境への影響を重視すること、買い手側への透明性と情報提供等が挙げられます。
買い手側の責任としては、サーキュラーエコノミーへの貢献という観点が非常に重要です。
サーキュラーエコノミーとは、従来の線形経済モデルである「作る→使う→捨てる」の枠組みを脱却し、資源の使用と廃棄を出来る限り少なくする経済モデルです。
現在の経済モデルでは、資源が限られているにもかかわらず、製品は使い捨てられるか、廃棄されるといった一方通行の流れが進んでいます。これに対してサーキュラーエコノミーでは、製品の寿命が終わったと思われる後も、その価値や素材を最大限に活用し、循環させることで、持続可能性と経済的な効率性を両立させることができます。
しかし、サーキュラーエコノミーへの貢献は、買い手側と売り手側どちらかの思いだけでは実現できません。
サーキュラーエコノミーの対する買い手側の価値観と、売り手側のサポートが一致した時に初めて形になります。
ジュエリーのデザインや製造・販売において、再生可能な金属素材(プラチナや金など)の使用を促進し、
長くご愛用いただくためのメンテナンスやリペア、リフォーム、手放す際のアドバイスをご提案することが
私たちのサーキュラーエコノミーを目指す上でのサスティナブルな取り組みとなります。
ジュエリーの5R
日本リ・ジュエリー協議会が提唱するジュエリーの5R
①Reform(リフォーム)…【作り替え】リモデル、リメイクとも呼ばれます。デザインを新しくして使うこと。
②Repair(リペア)…【修理】壊れたパーツを交換したり、サイズを変えたりして再び使えるようにすること。製品寿命延長のためのメンテナンス体制という観点から言えば「Reduce(リデュース)」でもあります。
③Recycle(リサイクル)…【再利用】リサイクルショップに売ったり、貴金属店に再利用できる資源として下取りに出すこと
④Refresh(リフレッシュ)…【クリーニング】専門店でクリーニングをしてもらったり、磨き直してもらうこと。
⑤Remain(リメイン)…【受け継ぐ】古いデザインをあえてそのまま残し後世へ残すこと
※当店は日本リ・ジュエリー協議会の正会員店です。ジュエリー・リモデル・カウンセラーが常駐しております。